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エコバッグに入りきらなくてやっぱ下さいと言う時の気まずさがこのブログのコンセプトでは別にないです。
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タダの休日。
なんの予定もない休日。
いまだ寝巻。
顔も洗っていない。
テレビもつけない。
本も読んでない。
頑としてぼーっとしている。
ご飯を作るのもめんどくさい。
飯を食べるとトイレに行きたくなるのも面倒。
オムツが必要。
そう世界の中心がコタツなのだ。
コタツこそが世界の中心なのだ。
そしてコタツはキミでもあり、同時にボクでもあり、クリスマスにレストランの予約をとろうとしているしがないサラリーマンであり、耐震を考えない建築家であり、今朝港に水揚げされた大量の鰯たちであり、イースター島のモアイ像であり、コンピューター上の数列を構成する数字であり、衛生軌道から逸れたスペースデブリであり、それとも他の何かなのだ。
そろそろ酒を飲もうじゃないか。
落書きしながら飲むのもいいかもしれない。
コタツ上で。

今日の1曲。

くるり / ブレーメン (「ワルツを踊れ」より )

今週からは、チャートにはあまりでてこないけど、有名で良質な日本語ロックバンドを紹介していこうと思います。
1回目は、世間ではチオビタのCMでおなじみのバンド、京都出身くるりの7枚目のアルバム2曲目。2007年。
くるりはキレイなメロディー・演奏をベースにしながらも実験精神・チャレンジ精神豊かなバンドです。
どのアルバムにもどこかに必ず遊び心・スキを入れるのを忘れません。ただしあくまでさりげなく。
はっぴいえんど的日本語フォーク/ロックを90年代オルタナに繋げた1st、ジム・オルークの音響+歪みの2nd、
エレクロトニクスとの融合を試みた3rd,それを発展させた到達点4th、それまでの総決算的5th、UKロックに傾倒した6th。
で、7作目となるこのアルバムはウィーン録音、オーケストラ/クラシック音楽との競演をコンセプトに作られています。
とはいえ、ロック×クラシックはあくまでアクセントであり、くるり特有のほっこり感があくまで軸であります。
2000年発表の2nd「図鑑」は、10代にお勧めしたい青春の歪みとストレート感を感じる刺々しくエネルギッシュな名盤ですが
このアルバムはもうすこし角の取れたお年頃の方にお勧めしたい作品。
ボクも発売当初は聴けませんでした、あぁもうくるりのことがわからなくなってしまったなぁ、と。
が、今はステキな名盤と思っております。歳をとったということでしょう、ボクも。
中でも2曲目「ブレーメン」はくるり屈指の名曲なんじゃないでしょうか。
キャッチーかつ壮大な穏やかさ、全てが健全な適度さを保っています。いや素晴らしい。
自分で書いてて思いましたが、なんだかワインテイスティングみたいなコメントですね。
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