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エコバッグに入りきらなくてやっぱ下さいと言う時の気まずさがこのブログのコンセプトでは別にないです。
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ラピュタ観ました。
相変わらず素晴らしい作品でございました。
シータは素晴らしい女性ですね。クラリスには敵わないまでも。
パズーは何気に口説き上手であります。
女子力まみれのビッチだったら一発で勘違いしそうなお言葉を連発なさっておった。
純粋とはかくも強き性質なり。
ボクも純粋になって自覚なしに女の子を口説いて回りたいし
最終的にハーレム築きたいし宝くじ3億円当てて南国で一生すごしたい。

本日の一本。
シャトー・ド・フレイス2007と2009 垂直テイスティング
0cc41715.jpg






















































ボルドーはアンドル・ドゥー・メールに1884年から続く格安シャトー。
メルロー80%、カベルネソーヴィニヨン20%、リュットレゾネで10ヶ月のステンレス熟成。
・2009年
 ブラックベリー、甘草、スパイスの香り。
 アタックは強めながらも柔らかい果実味と粉っぽいタンニン。2009年故、酸はある程度あるがちょい低め。
 ミッドには果実由来の心地よいほろ苦味のようなものを感じる。
 今飲んでもいいんだけど、どちらかというと熟成させたいボルドー。1500円前後。

・2007年
 黒ベリーとキノコのバランスよさ、墨、わずかなベーコン的肉汁の香り。
 意外と熟成カベルネ的要素が前面に出てる。
 2009年よりも酸がありがならも柔らかく、タンニンは滑らか。なかなかに複雑な構成であくまでエレガント。
 余韻も長い。1500円と2009年と同値段だが、ボクなら必ずこちらを買う。美味しい。
 
ワインも人間もそうなんだけど、若い頃にとっつきにくかったり強烈な個性を持っていた奴ほど
歳をとると丸くなり、滑らかな魅力を出すものですよね。よく言われる通り。
では個性を補強・補助ものはなにかといえば、好奇心と向上心、そしてそれを支える純然たるバイタリティですよ。
毎日新しい音楽を聴き、週2で新しい映画を観、週1で新しい本を開き、新しい企画展に足を向け、月1で未踏の山に登れたりすると素敵だよね。
そしてそれを咀嚼するための空白の1日があるとなお良いよね。咀嚼なしでは栄養は排泄物行きですもの。
それを何年も繰り返していくと、やらなかった自分より味わい深い自分になると思うんですよ。
そして、実際やれるかどうかはともかく、そういう視点を自分の中に取り入れることこそが重要な気がするのです。
 
今日の一枚。

スピッツ / ムーンライト (「色色衣」より)

スピッツ11枚目のアルバム「色色衣」から。2004年リリース。
アルバム未収録作品を集めたアルバム、のくせにやたら全体的なバランス・出来が素晴らしい。
スピッツのオリジナルアルバムといえば、ボク的にはフェイクファーなのですが、
あのアルバムはいわばモーニング・グローリーであり、ソリッド・ステイト・サヴァイヴァーなのです。
傑作には違いないのですが、ややポップに偏向しており、つまり1方向からしか光を当ててない状態なのです。
翻してこのアルバムはマジカル・ミステリー・ツアー、というとあまりにも大げさなのでありますが
編集盤でありながらそのバンドの実験性とポップさを両立しているアルバムという立場からみれば、
そうともいえる内容なのではないでしょうか。
「スターゲイザー」「大宮サンセット」などの名曲と「ムーンライト」「僕はジェット」等のシングルにはなりえない曲たちの形作る
編み網模様は実に素敵であります。

なお。ボクにしてはポップな曲紹介を連日を続けていると思われている方もいらっしゃるのやも知れません。
ご心配めさるな、徐々に深みに誘導してゆく作戦でございます。
毎日全文を真面目に読んでくださっている愛すべき方。
ありがとうございます、貴方の人生に小さな刺激と一提案を、ちりぺっぱーでございます。
しばらくは、1日1更新この形態のまま続けていく所存ですので、そのまま読み続けていただければ幸いです。
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お前たち言う、歳とる、酒に弱くなる。
「あーオレ酒弱くなったわーちょー弱くなったわー」とか、言う。
この自然の摂理には逆らえない、誰もがそう思い、諦めてる。

でも、オレ、強くなってる。

1年前、自分の許容量、計った。
ワイン1本、ぐでんぐでんになった。

昨日、ワイン飲んだ。
1本飲んだ。まだいける、思った。
2本目あけた。まだいける、思った。
3本目あけた。半分まで飲んで、寝た。
二日酔い、ない。

オレ、お酒強くなってる。

理由、簡単。
ここ一年ほぼ毎日、ワイン、1本近く飲んでから寝てる。

人間の適応力、すごい。
真の酒飲み、名乗れるレベル、なってきた。

今まで、オレを酒で潰してきたやつ、復讐する。

そんな今日、一曲。

Mr.Children / 友とコーヒーと嘘と胃袋 (「Q」より)

みんな大好きミスチル8枚目のやつ、2000年に出た。
これと、「DISCOVERY」、オレのお気に入り。
お前ら、ミスチルのこと、こういう風に考えてる、「真っ直ぐに前を見据えるバンド」。
「明けない夜はない」、そういうこと美しく歌いあげるバンド、お前ら、そう思ってる。
でも、このアルバム、他作品にはない、奇妙なゆるさ、不穏な陶酔感、ルーズ&トリップ、すごくある。
前を見据えてるは見据えてる。けど、その前を見据える目、トリップしてる。酔った目で見据えてる。
そういうとこ、問題作言われる理由、全アルバム中最低売上枚数の主な理由、オレそう思う。
でも、オレ、こうも思う。
珠玉の名曲シングルに、妖しくキマったカップリング曲、確信犯的に忍び込ませる。そういうとこ、桜井という人の本性。
桜井の元々の性格、ミスチルの名曲とは遠く離れたところ、もっと暗く、ドロドロしてるとこにある、そう思う。
トリップしてる目、健全なイメージのミスチルらしくない、でも、ドロドロ人間桜井らしくはある。
自己嫌悪と風刺にまみれた傑作「深海」、それ発酵させて、熟成させて、肉そぎ落としたようなこのアルバム、
この作品、最もミスチルらしくない、巷からそう捉えれてる。
でもこの作品、最も桜井和寿らしい。オレ、そう思う。
全ての曲が「Hallelujah」に流れ込むときに感じるカタルシス、「深海」ラストトラック「深海」と似てる、
でも歌詞見ると、真逆。そういうとこ、とても興味深い。
どうも、風邪を半日でねじふせた益荒男です。
平熱はステキだ。
ふわふわしないもの。
地に足をつけて生きていけるもの。
シータがムスカに説教してたのはこのことかもしれない。
健康一番と。
ごもっとも。いいこというなぁラピュタの末裔は。
皆さんももっと平熱でいられる素晴らしさを知るべき。

そして明日、益荒男は急遽休みをいただきました。
これ以上の幸せがあるだろうか?(いやない)

そんな今日の1曲。
相対性理論 / バーモンドキッス(「ハイファイ新書」より)

熱があるときに聴くものはサイケ、ダブ、アンビエントです。では平熱のときは?ロック、ヒップホップ、ジャズ、そしてポップです。
しかし熱が残る病み上がり、やや催眠性を伴う楽曲がよりふさわしいでしょう。
相対性理論2枚目のアルバム「ハイファイ新書」のクローサートラック。発表は2009年。
終わりよければ全てよし、クローサートラックよければアルバムよし、でございます。
スミスとニューオーダーの影響を感じさせる楽曲を抑揚の効いた音で鳴らすこのバンドの飛躍のきっかけとなったアルバム、
その最後を飾るこの曲はしかし、なんだか久石譲っぽい匂いがしますね。
アルバム全体としては次作「シンクロニシティーン」(おちょくった名前です)のほうがステキと思いますが
最もこのバンドにフィットしている曲といえば、これのようにボクは感じます。
トリップミュージックだし、演奏時間もっと長ければよかったなぁとさえ思う。7.8分ほど。
つまり風邪ひいてようがいまいが良い曲ということです。
リンクを整頓してこそ華という話を聞いたので整頓した。
充実のラインナップ。
ローマ帝国も真っ青。
休日は昼からお酒を飲める。
これって素晴らしいことだと思う。
しかし常日頃働きづめであられる肝臓のことを少しは労わってやらねばならぬ。
そんなことを考えていたらいつの間にやら我が十指は「肝臓 萌え擬人化」でグーグル検索をかけていた。
約 545,000 件。
お目当ての画像もあった。
こうしてボクらはまたひとつ愛を手に入れる。
すごい時代を、今ボクたちは生きているのだ。

そんな今日の1曲。
100s / Honycom.ware(「OZ」収録)

90年代後半、東京下町の宅録青年・中村一義が4枚のソロ作品を残した後、
100s(ひゃくしきと読むらしい)というバンド形式に名義を変えた、そのデビューアルバムより。2005年発表。
ビートルズのストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーへのオマージュであろうシンセの入りから
反復のビートと反射のメロディーライン、意味がありそうながら恐らく意味のなかろう言葉遊び的難解歌詞、
これは陶酔的ポップ、ダンスミュージックといっても差し支えないでしょう。
~ちりぺっぱー流Honeycom.wareの楽しみ方~
①この曲を大音量でかけます
②おいしいお酒(今回はワイン)を飲みます
③頭がボーっとしてきます
④全身に気だるさを覚えます
⑤熱を計ります
⑥「37.0℃」と口に出して読んでみます
⑦寝ます
久しぶりに聴きましたが、2005年春の大学への通学路をフラッシュバックさせる曲でもあったようです。
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ボクのHNの「ぺ」が実はカタカナなのかも知れぬ、などとは微塵も疑わず、当然のようにひらがなと思いこんでしまって果たして大丈夫なのでしょうか。
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